我が社の現状
私は夫が経営する会社で事務をしております。
コロナウィルスの影響でめっきり仕事が減り、一斉休業、時短勤務、グループごとに輪番休業など、固定費を減らしながら食いつないでおります。
当社は製造業で主に2部門から成り立っております。
1部門の調子がいい時期に、売り上げの少ないもう一方の部門を縮小し、大きく稼ぐこともできたのですが、社長である夫はそれをしませんでした。
1部門に特化すれば確かに売上が上がりますが、もし傾いた時には縮小した部門の売り上げだけで会社を支えることはできません。
今、まさにその状況に陥っておりますが、縮小せず残しておいた部門は引き続き動いており仕事を確保することができています。
あの時もしも縮小していてたら、今当社は完全にやばい状況です。
また従業員が少ないので、一人の社員が部門を超えて様々な仕事ができるようにもしてきました。
両部門ともバランスをとりながら、人も減らさず、増やさず、なんとか凌いで参りました。
そんなの当たり前じゃんって思われるでしょうが、私のような雇われることしか経験のなかった一般人には、そこに気付くことすら難しいことなんです。
私が当ブログで推奨している「ダブルインカム」、「パラレルワーク」と同じ考え方でございます。リスクを分散させておいた、ということです。
会社だけに頼らず個人で稼ぐ時代
一つの収入源に限定せず、リスクに備え複数の収入源を確保しておくことで安定した生活を維持することができます。
この考え方は、夫の仕事を手伝うことで私に染み付いたものです。
具体的にどうするか?
副業でもいいし、主婦の方であればどこかパートに出るでもいいし、なんだっていいと思います。リスクに備えて収入源を複数確保しておく時代が来ていると思います。
私はブログで収入を得られるようになりたい、と思ってブログを始めましたが、実際に収入を得られるようになるには時間がかかるでしょう。成功する保証もない。
会社がいよいよ倒産したら、うちは夫婦そろって主たる収入源がなくなりますので、そんな悠長なことは言ってられなくなり、すぐにでも他に仕事を探さないといけなくなるかもしれない。
準備は早いほうがいいと思っています。
会社を閉めるにしても、借金を返済するために今住んでいる家も取られてしまうかもしれない。そうすると夫の母とも同居しなければならないかもしれない…。
それだけは避けたい。
自分の身は自分で守る
毎日コロナの感染者数だけ発表するニュースにも飽き飽きです。知りたいことはそんなことではない。視聴者を完全に無視した報道だと思っています。
いったん感染者が減り、緊急事態宣言が解除された後、政府もしっかり準備をしてくれているかと思いきや…、期待はしていなかったけど…。
自分の身は自分で守るしかないですね。あ、会社は守ってくれないというか、守りたくても守れません。
あえて守る人材がいるとすれば、会社に貢献してくれていた人。でもそういう人ほど、外へ流れていってしまうんですけどね…。
企業努力が足りないと言われればそれまでですが。
当社では、雇用調整助成金の申請をして、休業してもなんとか社員に給料を支払っています。でも補助金の対象は今のところ9月いっぱいまでです。
つまり夏が終わる頃、相当数の会社が給料を払えなくなり、失業者が増えるはず…。
当社も会社を守るため、社員を切らなければならなくなるかもしれません。
補助金について
中小企業に支払われる持続化給付金は一律200万。中小企業って言ったって上から下までレベルがあるのに、いったいどのレベルで言っているのでしょう?
その200万をもらうために、売り上げを50%減らせないです。その時点でアウトですよ。
どうも「公」と「民」の乖離っぷりと言ったら…。(変な日本語)
とにかく、何が起こるかわからないです。災害も多いです。
補助金は申請しても、もらえるまで時間を要します。
お金だけでなく、食料の備蓄もしましょう。食糧難もあり得ます。
日本は災害が多いのですから。
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