こんにちは 小さな会社の経営者の嫁をしております。
私達は毎年11月に、浅草の鷲神社の「酉の市」へ行きます。
令和2年の今年は三の酉まであるのですが、土曜日が良かったので「ニの酉」の11月14日に発祥の地でもある浅草まで行ってきました。
目的は商売繁盛のお祈りと、縁起熊手を買うためです。
令和2年の酉の市
毎年ものすごい人出があり、屋台なども出て盛り上がっていますが、今年はどうなるんだろう?と思っていました。
コロナ感染症対策のため今年は入場証が必要となっています。そして入場の際には、マスク着用はもちろん、健康チェックシートの記入と提出が必要です。
でも、毎年行っている私から見ると、今年の人出は、そうだな…例年の8割ぐらいの感じがしました。ただ、今回は土曜日だったので、人出が多かったようですが、お店に人に聞くと、「一の酉」の平日はガラガラだったそうです。
神社サイド、お店の方はみなマスクにフェイスガードをしていました。
熊手を探そう
まずは参拝してから、境内の熊手店へ。昨年買ったところからハガキが来るので、同じ店へ向かいました。
さて、この熊手は初めて買うときは小さいものを買い、毎年買い替えて段々と大きいものに替えていくのが良いとされ、前年より小さいものにすると運が下がるとされています。
飾る場所や予算の関係で、毎年5万円前後の熊手をキープしています。だって、その風習になぞって買い続けていたら、どんだけ大きいのが必要なの?ってなるでしょ?(笑)
※熊手は「かっこめ」とも言われていて、もともとは穀物や落ち葉などを集める道具ですが、熊手が福やお金をかきこむ縁起物とされました。この縁起熊手には宝舟や七福神、大判小判などが装飾品として飾られています。
熊手の粋な買い方
さあ、いよいよ熊手の購入です。実は、熊手を購入する時、粋な買い方っていうのがあるんですね。
まず欲しい熊手を見つけたら、お店の人に値段を聞きます。お店の人が言った値段を聞いたら、値段交渉をします。
粋な江戸っ子、お店の人たちとのやり取りを楽しんで、値段を決めたら、最初にお店の人に言われた金額を払います。
え?って思いますよね…。
実は、値切った分は、お店へのご祝儀となるんです。
最初に知ったときは、へ~、って思いました。私は恥ずかしがり屋なので交渉はしませんが、夫や姑が頑張ってくれました。
はじめ、お店の人が8万円って言ってきました。昨年より少しサイズが大きいものでしたが、それにしても去年は4万円で買ったので、ずいぶん吹っ掛けてくるな~、あちらも不景気?って思ったりして…。
5万5千円まで下げてもらって、結局支払ったのは5万5千円でした。この場合はどうなんだろう?よくわからない展開でした。
さあ、ここまで終わったらお楽しみの「手締め」が始まります。テレビとかで見たことありませんか?実際テレビ局が取材に来てました。
私達家族(経営者)と、お店の人4人くらいで「商売繁盛。商売繁盛。」とか言いながら手締めをしてきました。
どうか、この不景気や疫病が吹っ飛んで、商売繁盛しますように!!
無病息災、疫病退散、家内安全、商売繁盛
酉の市情報
令和2年の酉の市は
11月2日(月) 一の酉
11月14日(土) 二の酉
11月26日(木) 三の酉
開催時間は、午前0時から午後24時まで