今回は、「ダブルインカム 副業編」ではなく、「ダブルインカム 共働き編」でお送りします。
共働きの夫婦の貯金はどうしてますか?
夫か妻か、どちらかの名義の口座に共用のお金を貯金しないでください。
夫、妻、それぞれが各自で貯金をしてください。
ダブルインカム(共働き)夫婦、またはこれからダブルインカム(共働き)になる夫婦は気をつけてください。
損するケースその1 マイホーム購入
結婚してラブラブの頃、マイホームを夢見て夫婦で家を買うために、「夫婦共用の銀行口座を作って、毎月それぞれの給料から貯金しましょ💕」っていうのがよくあるパターン。
共同名義には基本できないので、夫名義の口座を作って、それぞれ給料から一定の額を振り込み貯金していく…。
「ちょっとまった〜」です。
晴れてマイホームを購入することなり、夫名義(共用口座)の貯金から、家の購入資金を支払ったとします。
妻は自分もお金を出しているのだから、自分も家の持分があると思うのですが、ここが大きな間違いなんです。夫名義の口座にあるお金は全て、夫のお金なんです。夫の持ち物なんです。
いくら、愛し合う二人が「二人のものよ」、と思っていてもダメです。あくまでも夫のお金ということになります。
毎月同額でコンスタントに振り込みの記録があるとか、何かしっかり証明できるものがなければ、残念ながら、妻のお金であるとは認めてはもらえません。
我が家の場合、あまり使っていない私の銀行口座があったので、そこへずっと貯金をしていたんです。
家を買うときに、私の口座から夫の口座へ一旦頭金を振り込もうとしたら、それは贈与の対象になる(年間110万以上の資金移動は課税対象です)、と経理士さんに指摘されました。
みんさんは知ってました?それは夫婦間であってもです。
大きな資金移動などがあると、税務署からチェックが入る可能性があります。
夫の違う口座から現金を預けた形にしておいたのですが、とりあえず、我が家は何のおとがめも受けずに済みました。
そんなことで余計なお金を払わされたら、たまったもんじゃないですよね。
損するケースその2 名義人が亡くなったら
マイホーム購入のケースで、100%夫の持分で構わない方は、それでもいいんですけど。
口座名義人が亡くなってしまった場合についてです。あくまで口座のお金は名義人のものです。自分のお金も貯金していたという言い分は、証明することが難しいです。
まだ、お子さんがいらっしゃらなくて、両親兄弟が健在の場合などは、遺産相続で自分の取り分が思った通りにならず、揉める原因になりかねません。
夫婦で別々の口座で管理しましょう
現在、私達夫婦には、共通の口座はありません。それぞれが自分で自分の口座を管理しています。
あ、嘘です。名義はしっかり分けていますが、私が全て管理しています。✌
私の給料は、自分が使ったカードなどの支払い以外は手をつけず、そのまま貯金しています。
夫の給料からは、生活費、住宅ローン、光熱費など全て出してもらっています。(夫の小遣いも)残ったお金は、そのまま貯金です。
世の男性陣から非難の声が上がりそうですね。でも、言い忘れていましたが、夫は家賃収入という不労所得があるんです。
そう、「ダブルインカムしてるんですよ」、しっかり。
そのお金も家計に入れてもらうのが、普通だと思いますが、私は夫の自由にさせているのでいい妻なんですって!!!
なんか、時計買ったり、趣味にお金使ったり楽しそうにしてますよ。
私も不労所得とまではいかなくても、何か自分で稼げる仕事や、収入口を別にも作りたいと思ったのは、これがきっかけでもあります。
ダブルインカム(副業)成功のあかつきには、銀行口座は別々にして貯金しましょう!!
決して、「損得の問題」、だけではないことは承知しております、ご了承ください。夫婦でよく話し合いましょう…。
次回へ続く
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