とあるニュースが目にとまりました。
「会社員は副業したい訳じゃなくて…」
ある会社員の的をえた投稿(ツイッター)に共感の声が集まる、という内容でした。
「会社員は副業したい訳じゃなくて…」の次にくる言葉は何だと思いますか?
それは…
「会社員は副業したがっているというイメージを付けようとしているけれど、副業をしたいのではなく、賃金が足りないのだ!」というのが答えです。
会社に体力がない今、賃金UPどころか減る一方?
さあ、どうしましょうか?
副業する理由は人それぞれ
人それぞれですが、やはりメインは会社からの給料だけでは厳しいので、他からも収入を得たい、という理由が一番なのでしょう。
それから逆に副業で成功して、今のブラック企業にオサラバしたい、というのもあるでしょう。
あとは…、何か好きなことあがって、それが副収入へと発展したり、スキルを身に着ける目的でついでにお金がもらえた、というのもありますね。パラレルワーカーです。
会社経営者としては…
私は小さな会社の経営者の嫁をしております。
収入が低いので副業する、というのを聞くと経営者側としては「ごめんない」、って感じになるのですが、そもそも終身雇用という言葉も廃れてきてしまいましたね。
アイデア一つで様々な仕事が生まれるし、会社に雇われるだけに拘らず、様々な選択肢もある。
そもそも今時、その会社で骨を埋める覚悟で入社する人がどれほどいるのかって話です。
一つの業種で成功したとしても、使い捨てで回転の速いこの世の中で、10年、20年とその仕事が続くかどうかも危ういので、会社側もその人の人生を一生面倒見るってのが難しいですよね…。
賃金はあくまで仕事に対する報酬です。生活を保証するものではないですもの。
だから、「副業していいよ」になったわけで…。
働き方改革ってどうなの?
- 有給休暇年5日取得
- 時間外労働の上限規制(月45時間、年360時間)
- 同一労働同一賃金
雇う側、雇われる側、それぞれにメリットデメリットがあります。会社経営者の嫁の立場で言えば、どんどん首を絞められている気分です。最低賃金はどんどん上がり、会社側の負担も大きくなります。
会社側が効率化を図れば、そのせいで人が余ります。無駄を見直したら真っ先に人が余るのではないですか?
社会保険の重み
仮に給料が20万だとしたら、社会保険に4万円前後、所得税や住民税もあわせて5万円ちかく天引きされ、手取りは15万から16万円。
僅かな昇給でまた社会保険料も上がり、なかなか手取りも増えない。でも高収入になればよいかといえばそうでもなく、すっごい税金持っていかれます。なんなの?ってなりますよね…。
税金払ったからといって、なにか優遇されるわけでもない。
会社だって、社会保険料の負担は相当の負担です。わずか30名ほどのわが社だって諸々含めて毎月100万以上払います。
私が副業する理由
私の夫が経営する会社も、コロナの影響で仕事が減ってしまいました。金銭的に将来に向かって何かリスク回避できないかという思いでブログを始めました。
ブログで収入、なんて簡単ではないですね。ブログを始めて6ヶ月が経とうとしていますが、小学生のお小遣い程度にしかなっておりません。まだ副業と呼べるレベルではないですね…。
でも何もしないよりは、今できる最大限のことで種をまいておきたいと思いました。
子供が小学生ですし本業もあるなか、資金もかからないで家でできる仕事。
そう考えると、ブログはワークママの私にとって始めやすいものでした。それに自分でも何かに挑戦してみたい、っていう気持ちもありました。
一定額の収入が得られるようになったら嬉しい。それに何か自分の気持ちや言葉を発信できる場があるのって結構楽しいです。
もうこういう世の中になってしまった以上、お金を稼ぐことの大変さを感じながら、何かに挑戦してみるってのもいいのではないかと思っています。
スキルの向上は、個人にとっても、会社にとってもメリットとなり得ます。
何もないところから、たったの1円生み出すのだって大変だってことが身にしみてわかったので、本業に対する思いや姿勢も変わってきました。
自分がどこまでできるのか、この先が楽しみです。