10月31日と、11月1日に泊まりでディズニーリゾートへ行ってきました。
GoToトラベルが対象にならないプランで行くという、懐が寒いです。
現状のディズニーの状況などは、こちらで紹介しております。
遊びながらもディズニーの経営について、またそこで働くキャストのことなど色々考えてしまいました。
規模としては、もちろん月とスッポンどころの話ではありませんが、私の夫も一応会社の経営者なので、なんか遊んでいても、そういう目線になってしまうんです。
休園中のこと
ディズニーランドおよびシーは、コロナの感染症対策のため2月から休園しましたよね。
その間キャストのお給料は「規定に基づいた金額を補償する」とし、給料の6割が支払われることになったようです。
その後、休園が長引き、キャストから苦情が発生。「やっていけない」と。
補償額の引き上げは行われたのかしら?
この「規定」とは労働基準法のことで、会社の責任により会社が休業となった場合、平均賃金の6割を会社は従業員に支払わなければならない、というものです。
ただし、6割が最低ラインですが、会社側で10割まで支払額を決めることができます。
労働者側からしたら、6割だとかなり厳しいですよね。実際当社でも始め6割を支払っていましたが、その時はやはり色々な声が聞こえてきました。
現在ディズニーリゾートではショーやパレードはやっておらず、1000人はいるとされるダンサー達はどうなったのか…、とても気になりました。
調べてみたら、退職金をもらっての退職か、飲食などへの配置転換、どちらかを選ぶように言われたようです…。
経営者目線の意見
ディズニーを「黒」という人もいますが、経営側から見たら今回の件は、相当高待遇だと思います。
ディズニーが好きなら他部署に一旦は移り、次の機会を待つということだってできます。本人の希望はともかく、雇用を維持してくれるという点では、太っ腹に感じますよ。
有無を言わさず解雇になることもあるので、選択肢があるなんて優しいです。
ゲストとしての意見
私個人、ゲストとしての立場で言えば、入園料を高くするのならアトラクションにもっと乗れるように、いつも人数制限をして欲しい、と思っています。
ディズニーにいると、「ディズニーなんだから仕方がない」、「何分並ぶのも仕方がない」、的な風潮があって、ゲストのことを考えていないな…、って腹が立ったりもします。
正直、すごい儲かっているでしょ?って思いますよね?だから働く側からしたら、「ふざけんな」ってことになるのかな…、やっぱり。
それぞれの立場で
およそ1000人のダンサー達全員が退職したとして、払う退職金が一人80万円としたら、なんとその額、8億です。
もう、私どものような小さな会社からしたら、「すげー」の一言。
立場が変われば、それぞれの事情があるのでなんとも言えないですが…
夢の国、魔法の国がそれぞれみんなに優しいわけじゃない。
ディズニー側に味方をするなら、経営側としては当然の措置でしたね。
ゲストとしては、もう少しコストの削減など、ゲストの財布に優しくあって欲しい。もしくは高くてもいいから、もっとゆったり過ごせるようにして欲しい。
キャスト側に付くなら、今までこんなに尽くしてきたのに、あっさりと切りやがって、的なこともあるのかな…。
それにしても、ディズニーリゾートの中にいると、不況とかコロナとかどこふく風、皆さん楽しんでいましたよ。
本当は今年の3月に行く予定でした…。
GoToトラベル使うなら
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